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【感覚麻痺・痺れ・温度覚異常とは】

感覚には特殊感覚（いわゆる五感）と体性感覚に分けられます。

体性感覚は表在知覚と深部感覚に分けられ、感覚麻痺、温度覚の異常は体性感覚の表在知覚の異常に分類されます。

また、痺れは深部感覚に分類されます。

表在知覚には、

〇触覚（触られる感覚）

〇温度覚（暖かい、冷たい）

〇痛覚（皮膚の痛み）

があります。

これらが何らかの原因によって障害されると触られた感覚がない。

お風呂の温度が分からずにやけどしてしまう。

ケガをしていても気づかない。

といったことが起きます。

痺れは深部感覚の

〇位置覚（目をつむっていても関節がどれくらい曲がっているかが分かる感覚）

〇振動覚

〇複合感覚（背中に文字を書かれて何と書かれたか分かる感覚）

があり、これらの感覚が複雑に影響しあい、痺れという感覚を引き起こします。

【原因】

この感覚を起こす原因は、脳・脳幹・背骨・手足に伸びる末梢神経が障害されることによって起きます。

これらが圧迫を受けたり、神経の伝達がうまくできなかったり、服薬などによっても起きることがあります。

病名でいうと、脳梗塞・脳腫瘍・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・神経の横にできた腫瘍・ガングリオンなど様々です。

【治療】

投薬によって治る方もいますが、薬物療法で完治する方はごく少数です。

三六ではこれらの神経症状に特化した治療を行っており、末梢神経が原因で起きている痺れや感覚異常はしっかり治療することができます。