あなたのお悩みは？

【症状】

食生活や体質によって引き起こされ、足の親指の付け根に腫れや痛みが出ます。

風が吹くだけでも痛いという病名だけに、その痛みは激痛を伴います。

足関節や膝関節、手関節に痛みを訴える場合もあります。

【原因】

プリン体の多い食べ物を取り過ぎると引き起こされます。

プリン体を分解すると尿酸が産生され、尿酸値が上昇します。

通常では尿酸は腎臓から排出される為、問題はありませんが腎臓の処理能力を超える量のプリン体を摂取すると高尿酸血症となり、関節内に尿酸の結晶が生じることによって炎症を引き起こします。

プリン体を処理する能力には個人差がありますが、暴飲暴食が原因で男性に発生することが多いです。

また飲酒によって痛風発作が誘発されるため、プリン体ゼロのお酒を選ぶよりも、飲酒の量に気を使うことが大切になります。

【検査】

血液検査で尿酸値を検査します。

確定診断では、関節内の尿酸結晶があるかどうかを確認します。

【治療】

痛風発作が発生してから治療するというよりも、発作が発生しない様に予防する事が重要です。

病院で消炎鎮痛剤、ステロイド、尿酸値をコントロールする薬の処方によって治療をすることもできますが、根本的には暴飲暴食などの食生活に問題があります。

その他の生活習慣病を予防することも兼ねて、食生活のコントロールを心がけましょう。